岡山県和気町
佐伯天神山に場所を代えて
二つの岩峰登りを終えて結構、お腹は一杯になっていたのだが、まだまだ紹介したいコースがあるとのことで、藤本さんの車に乗り、佐伯天神山に向かう。
1時間前後の岩峰歩きを3ヶ所もすると、頭の中が混がらがって、どこがどこだったか判らなくなってきた。その上、まだまだ紹介したいコースがあると言うので、取合えず、ラーメン屋で昼飯として後半戦をお願いする。
今日、ガイド頂いたコース
登り口には石仏が祀ってあり、これが目印となる。
天石門別神社前には駐車場が無いのは前回確認済みだが、バス停横に2台分のスペースがあり、そこに車を停める。自転車専用道を少し南に下った所に登り口があると言う。
ミーハー隊は写真撮影で遅れること度々、それを文句も言わずに待っていてくれるガイドさん。
登山道も踏み跡も無いのでガイドさんの後ろを付いていくだけ。
岩峰の上には面白い岩があるらしい。
岩峰登りとなるが、この岩峰全体がセメントで補修してある。藤本さんに聞くと、行政が崩壊防止で施工したものらしい。
”覗き岩”から覗くと眼下に道路が見えていた。
一人なら充分入れて下を覗ける”覗き岩”(潜り岩)が口を開けていた。
トラバースをして次の岩峰へ移動する。
この周辺の岩が崩れると、下の道路にまともに落ちるのでセメントでの補修をした様だ。
垂直に切り立った斜面からは、どこからも展望良好。
これが”オベリスク”と呼ばれている岩らしい。
これの上に登る技量は我々には無かった。
満開のツツジ。
この展望岩から更に登ると登山道の”見張り所”の上に出て、登山道を少し登って、秘密の下山路に入る。
展望岩に着く。展望岩は滑落の恐れがあるのか、
ワイヤーロープで縛られていた。
これ又、登山道の無い下山路を下る。
ルートは藤本さんの頭の中とテープが頼りのみ。
デンジャラスなトラバースをして次の岩峰に移る。
”麻布十番”と名付けられた岩峰は、マンションに見えるかららしい。ここもセメントで綺麗に補修されている。
展望岩は至る所に在り、展望には事欠かない。
上海から来られた観光客は記念撮影に余念がない。
この洞窟が”奥の院”らしい。
洞窟には石仏が祭られていたが、一旦、降りなければならないので見に行かなかった。
”奥の院”からは参道となるが、参拝者は殆ど居ない様で参道は落ち葉で覆われ、ここでも落ち葉のラッセルとなる。
祠の下にはトンネルが通っているらしく、祠の横には面白いものがあると言う。その面白いものは、安産祈願なのか写真を掲載したくない♂と♀のシンボルであった。
下山後は自転車専用道を車まで戻り、
約1時間にてオベリスクコースを終える。
祠から登りコースの岩峰群を見る。
よくぞ、あんな岩峰にコースを切り開いたものだ。
その尽力に関心する。
『岡山100山』 藤本さん提唱のアルパインハイキングとはロープの要らないクライミングのこと。
(佐伯天神山その2)